日本っていうのはいい国ですよね。「春夏秋冬」があって。それに応じて行事もたくさんあります。
「春」は卒業式と入学式などの環境の大きな変化。そして、花見や梅見。ひな祭りや子供の日もあります。
「夏」はやっぱり海やプールや山で遊びたいですね。梅雨は嫌ですが。海の日やTUBEの日もあります。
「秋」は紅葉。色付く木々は鮮やかでもあり、ちょっとセンチな気分にもなりますよね。また、スポーツや読書もしたいですね。
「冬」は行事が多いです。クリスマス、カウントダウン、正月、成人式、節分にバレンタインデー。ちなみに私の誕生日もあります。両親の誕生日もあります。嫁さんのお母さんとお姉さんの誕生日もあります。まっそれはさておき、やっぱり「冬」で忘れてはならないのは「雪」でしょう。雪を見ると何故か嬉しくなるのは私だけでしょうか?
人間っていうのは夏は「アヂ〜」と感じ、冬は「うっサヴぃ!」と感じる生き物です。だから基本的に夏や冬より気候の良い春や秋が好き!っていう人間が多いんではないでしょうか?!
TUBE(TUBU←×)を好きな人は当たり前のことですが基本的に夏が好きなハズです。でも実際には「TUBEが活動してくれるから夏が好き」っていう人が結構多いんですよねー(何でだろう?)。そういう人はTUBEが秋に活動するグループだったら秋を好きになるんでしょーか?あ〜あ、そんな短絡的な人間にはなりたくないな〜。
この前のN@Oさん情報でTUBEが春夏秋冬活動するって知りました。この是非については私の中では微妙ですね。年にシングルを4枚も出す。しかも季節に応じた「色」を題材にして!っていうことは過去に例はなくなかなか面白い試みだと思います。
「季節と音楽は切っても切り離せない関係にある」とはEZさんの名言の一つですが、私もこれには共感を覚えます。その季節による情景が、その人の脳にある感覚を植え付け、それが「感情」や「feeling」となって具現化され、「想い出」として後々までその人の心の中で生き続ける。このメカニズムは「音楽」にも当てはまります。
音楽を聴くとその時の「感情」や「情景」を思い出す。これは誰にも経験があることだと思います。私も実際に福山雅治の「恋人」を聴くと、(恋人がいなかったにも関わらず)当時の切ない思いがフラッシュバックしてくるし、また、TUBEの「海よりも深く空よりも大きく」を聴くと、ハワイの壮大な景観を思い出します。
「音楽」が人の心の中に訴えるものならば、「季節」もまた人の心に訴えるものです。「音楽」と「季節」はいつも隣り合わせであり、相関関係を築いているとも言えるでしょう。
話しを戻しますが、TUBEは「音楽」=「季節」というコンセプトを元に原点に経ち帰る意味で、各シーズンにシングルを発売することにしましたが、逆にこれは「TUBE」=「夏」というデビュー当初からの既成概念を壊すことになります。TUBEというバンドが「夏」以外で勝負できるのか?!「夏」という季節にメディアに登場し、夏には割と世間で認知されていますが、その他の季節に登場しても同じようなネームバリューを獲得することができるのか?おそらく無理でしょう。これは一つの冒険であり賭けでもありますが、TUBEが「夏」という狭い殻を破り、大きなステップアップを目指していることに対しては一ファンとして誇りに思います。そして、様々な困難にもぶつかると思いますが、是非、「夏を唄うバンド」ではなく「四季を唄うバンド」として大きな飛躍を遂げてほしい!と心から願います。
EZさんの宿題もありましたが、冬という季節は四季の中でも特別な異彩を放っていると言えるでしょう。「冬」に妙にマッチする歌が多く、また冬を題材に唄った曲が多いのも事実です。その中でも「雪」をテーマに唄った曲が多いと言えます。人々はしんしんと降る雪の情景に心を討たれ、白銀の非日常的な光景に切ない想いを募らせます。
そして、「雪というのは、二面性を持っている」というのが私の自論です。ひとつは、静かにしんしんと降り積もり山や野原を真っ白にし情緒溢れる景色を創り出す「静」の顔。もうひとつは、スキーやスノボー等のWinterSportを満喫させてくれる「動」の顔。音楽においては前者の「静」を唄った曲が圧倒的に多いですが、広瀬香美などは「動」の要素を上手く音楽に表現しています。
少し長くなりましたが、ここまでは前振りです(フフ..)。今回は「雪」の持つ二面性のひとつ「動」について熱く語ってみたいと思います。
先程述べましたが、「雪」はWinterSportを満喫させてくれます。そのスポーツの代表格が「スキー」と「スノーボード」と言えるでしょう。
私は一応、スキー暦5年、ボード暦7年のキャリアを誇っており、現在「ボード」は趣味のひとつです。偉そうに述べれるほど上手くはありませんが、まず私のWinterSportの歴史を振り返ってみましょう(またか!)。
【冬・春男のWinterSportの歴史】
<予備校時代>
晴れて阪大に合格した私は、3月、苦楽を共にした(?)予備校仲間達と「予備校卒業記念スキーツアー」を計画。これが私のスキーデビューとなった。場所は初心者に打ってつけの初級コースの多い「栂池」。初めてのスキー場での雪景色に圧倒される。2泊か3泊か忘れたが、リフトの乗り方もわからなかった私が緩斜面なら何とか普通に滑れるようになった。早くも調子に乗り「ボーゲンは楽勝!」と「暴言」を吐いていた私であった。しかし、この時のウェアーはレンタルしたのだが、全身真っ赤でかなりダサかった。まるでレスキュー隊のような格好だった。
夜は麻雀。野郎ばかりの旅行で夜にやることと言ったらナンパか麻雀ぐらいしかないだろう..ちなみにこれが私の麻雀デビューでもあった。概して、麻雀は勝てなかったが、スキーはなかなか面白いと感じる。でも利用したシュプール号はかなり狭く居心地が悪いので2度と利用しないことを誓う。
<大学2年>
ハーフタイムの主力メンバー(?)として、当然の如く年末の「スキー合宿」に参加。場所は「野沢温泉」。約2年ぶりのスキーで最初は少し戸惑うが日を重ねる毎に感覚を取り戻してきた。が、ここでスキーの厳しさを体感することとなる。
野沢はかなり広く、初心者から上級者まで幅広く楽しめるようなコース設定がなされている。それ故、注意しないとすぐ違うコースに入り込んでしまう。皆さんも初・中級コースで女の子の前でいいところを見せようと調子に乗って滑っていると、いつの間にか傾斜40°のコブコブ上級コースでアザだらけに..という経験はありますよね(あるある)。私も例外でなく、軽快に中級コースを滑っていると進路を間違えていつのまにか上級コースの「シュナイダー」に。滑るというよりは「落ちる」という感じで、雪まみれになりながら麓に辿り着いた(しかも2回も)。当時仲の良かったT美さん、A美さんが上級コースでも何とか滑っているのを見てリベンジを誓う。
夜は馴染みの居酒屋「はと車」で楽しく宴会。昼間の筋肉痛&打撲で体中が痛いのも忘れて飲みまくる。そして、十八番「最後の雨」を熱唱。他の客もいたが全く気にならない。気持ち良く唄い切ってまた飲みまくる。気が付くと私の廻りも飲んだくれだらけ。そして程よく記憶をなくし...朝、気が付くと皮ジャンを着たまま布団に入っているではないか!どうやら後輩が酔っ払いの私を連れて帰ってくれたようだ。
帰り道でも私は熱唱していたらしいが..
とまあ色々あったが、このスキー合宿は私の中で最も印象深い想い出のひとつとなった。でも、スキーの腕はなかなか上達はしなかった。
3月、ヨッシーさんに2泊3日のスキーに誘われる。場所は再び野沢温泉。男性はヨッシーさんの同級生のY田さん、N原さん。女性は私の同級生のT村さん、A木さん、I川(恵)さん、N塚さんというメンバー構成で、4対4、しかも男で当時フリーランスは私だけというまさに何が起きても不思議ではないシチュエーションであった。が、期待に反して何事も無く平穏に終わってしまった。相変わらず「シュナイダー」に飛び込んだ私であったが、他の上級コースにも果敢に挑戦。しかし、どうもコブは上手く滑れない(おしりで滑る)。
夜はトランプゲームの「株」で男4人で盛上がる。N原さんのイカサマくさい立ち振る舞いが笑いを誘ってくれた。女の子も相手にしなければ..といことで皆でカラオケに行く。やっぱりここでも熱唱。今振り返れば、意外なメンバーの中に混ぜてもらった感じの旅行であったが、居心地はとても良かった。
<大学3年>
年末、恒例のサークルのスキー合宿で「赤倉温泉スキー場」に。この時はH島が幹事であった。私はこの頃イベントと言えばいつも持ち歩いていた8mmビデオカメラを無謀にもスキー場に持って行った。この頃はT山やS木の代が勢力を増してきた時期で、我が個性派揃い(?)の代は幹部を退き影が薄くなり始めていた。また、1学年下のH谷川さんやM尾さんのパワーにも圧倒されがちであった。
初日はH島、避暑地男と3人で行動。かっなり広いスキー場の隅から隅まで散策する(迷い込む?)が何故か「上り」が多い。どうやら微妙にコースを間違えているようで、たいして滑っていないのに夕方にはヘトヘトになってしまった。(まいった!)
2日目はI谷さん、H島がスキー教室を開きこれに参加。(別に変な気はないが)女の子に混じって私も基本から指導を受けたが、テニスと同じでどうも我流になってしまう。というか誰の指導も受けずにやってきたので変な癖が付いてしまっている。夜は宴会でビデオ撮影。皆酔っ払ってムチャクチャだが、特に避暑地男の顔が赤い。目つきも怪しい。クリスマスをどう過ごしたか?についても盛上がる。そして、男性陣が後輩の女性陣に突っ込まれ困惑する姿も一部始終ばっちりビデオに納めた。
最終日はゲレンデでビデオ撮影。一人ずつ滑って、全員分を撮影。妙にカメラを意識する者、無理に格好つけて滑る者、必死な顔で滑る者、転んで笑いを取ろうとする者、スキーで滑ってギャグでも滑っている者..など様々で面白い。(ハーフタイム「スキービデオ〜永久保存版〜」絶賛発売中!3650円送料別)スキーのフォームがこれで確認できるハズなのだが。。
春、ヨッシーさんにスキーに誘われる。メンバーはヨッシーさん、後輩のN村とN脇さんで、「琵琶湖バレイ」への日帰りを計画。朝、5時頃ヨッシーさんが迎えに来てくれてN脇さんを拾って出発。早朝なので道はガラガラで1時間半ほどで着く。
N脇さんは背が低いので意外と安定した滑りを見せる。このスキー場は広さはまあまあだが、いつ行っても人、人、人..そのくせケチって2列に並んだリフトを片方しか運行しなかったりするので私はあまり好きではない。「隣のリフトも動かせ!ボケ!」と係員に怒鳴っている客もいた。でも、日帰りなら近いし、ここでもそこそこ楽しめる。
<大学4年>
この年に、今や伝説(?)となったコアな軍団「Surf&Snow」が発足。大学を卒業したEZさんが中心となって起ち上げる。「夏はテニス、冬はスキー」そして「いつまでも若く、カッコイイ社会人???」をスローガンに、早速年末年始のスキー計画を立てる。場所は信州の「岩岳」で格安民宿をGet!EZさん、N@Oさん、ヨッシーさん、冬男というお馴染みのメンバーでスキー場で年を越す。まさに、今の「TUBEチーム」というマニアな軍団の原点でもあった。
またもやビデオを持参し、行きのバスの中でコントを考える。ネタはバッチリ!!
EZさんのコント用のジャマイカ人のような怪しい風貌が、辺り一面の真っ白なゲレンデとミスマッチでかなりウケた(ホームページの写真集〜野沢スキー編〜にも掲載)。掴みOK!!..だったが、いざカメラを前にすると、どうも上手くいかない。やっぱりスキー場コントは難しいと痛感。(修行あるのみ)
朝飯をたらふく食べ、昼は昼食を食べるのも惜しんでガンガン滑りまくる4人であった。ちなみに昼食はEZさんの提案により「きのこの山」か「たけのこの里」。修行僧のような4人組であったが、夜は「年越しサザン・ライブ」を見ながら、トランプゲーム「ナポレオン」で燃え上がる。このゲームは本当に難しくて面白い。勝負の50%は最初のナポレオンを決める駆け引き(セリ)で決まると言っても過言ではない。
頑張ってセリでつり上げすぎて「自爆」、または副官に指名した札を自分が引いてしまって「四面楚歌」なんてことは皆さんも経験があるでしょう。特にチームワークも大事。周りにバレないように見方には援護射撃しましょう。(決して誤爆しないように)
某O谷氏の影響か、帰りのバスの中では生涯初(?)のナンパを試みてみた。みんな大阪に帰るハズなので友達になれればいいなぁと思い、強引に前の席の子と会話を試みるも「そこ、静かにしなさい」と乗務員の人に注意され敢え無く撃沈。まぁ、今思えば「若気のいたり」っていうヤツですか。。色々あった旅であったが、また皆で集結することを誓い帰路についた。そして、これが私の最後のスキーとなったのだった。
<大学5年>
えっ?5年?!そうです。私は勉強が”大好き”なので大学には合計7年間も所属していました。まっそれはさて置き、この年の秋、猛勉強で大学院の建築科へ合格し燃え尽きた私は、残りの半生いや半年をEnjoyすることに終始した。とは言っても浪人した為、1年余分に大学に行くことになるので、「親に負担をかけまい」と孝行息子の私はバイトに精を出した。(半年で100万も稼いだのである!(^^)v)
そのバイトのひとつで「居酒屋のビラ配り」をやっていたが、これがまた楽勝!ただビラを雑貨ビルやマンションのポストに入れるだけ。ノルマもなくて、時給1000円。夕食付き。しかも、女の子と二人一組なので、とっととやってしまってどこかで一緒にお茶をして時間を潰すという、まさに夢のようなバイトであった。そして、このバイトで一緒だった女の子が彼氏の影響でボードにハマっていたのである。色々ボードの面白さを聞いているうちに、他人の影響を受けにくい私も、いつぞや「ボードをやってみたい!」という衝動に駆られてきた。
まずは「スポーツは格好から」という大原則にのっとり、ウェアと板とシューズを購入することに。勿論、バイト中に女の子と買い物に。ステップインが楽!ということで、その頃あまり出回っていなかったステップインタイプ(紐で結ばなくて良い)を思い切って購入した。
道具を買ったからには行かねばならない。2月、サークルのN脇さん(その頃良くつるんでいたが..変な気はなかった)とその友達Oさんと3人で岐阜の「ダイナランド」に行く計画を立てる。ちなみに、Oさんはビラ配りバイトの仲間Wさんの友達でもある(もう訳がわからない)。車で行く自信がなかったので、日帰りバスツアーで行くことに。しかし、これが大失敗だった。
意気揚々と梅田を夜中0:01発。予定では朝9:00現地着→午後4:00現地発→午後11:00大阪着という、24時間以内なので一応「日帰り」とはいうものの、まさに強行日程であった。そして、到着予定の午前9:00。スキー場どころか、何と高速道路で立往生状態!大雪の為、到着は大幅に遅れるとのことであった(TT)。そして、バスがスキー場に着いたのは、昼を廻って1:30!さらに追い討ちをかけるように、信じられない言葉を耳にする。「大阪への出発は2:30です」。に・じ・は・ん?2:30?2時半?
昼の2時半だよなー?!ってことは、1時間しか滑る時間がなーーーーーい!いや、それにまだ昼飯も食ってなーーーーーい!!「Surf&Snow」で鍛えた私であったが、さすがにこの時は空腹で昼飯抜きにはできなかた。「それだったらさっきのサービスエリアで食ったのに」とグチをこぼしながら、とっととスキー場へ出向く。「お前ら、とっとと着替えて行くぞ!!」と心の中で女の子に叫びながら、生涯初の「ボード」にチャレンジする私であった。
この頃、岐阜界隈ではボードをする為には「ライディング・パス」なるものを所得しなければならなかった。規定の場所に行き、写真を撮ってライディング・パス(カード)をもらう。そして、飯を食ったら30分経過。スキーの女どもは別行動とし、おそるおそるリフトに乗る。見よう見真似で何とかリフトを止めずにすんだ。そして、他のボーダー達を見ながら「ふ〜ん、そうするのか?!」と真似して滑る。初心者でありながら誰のアドバイスも受けなかったが、何とか無事に麓までだどり着くことに成功した。かなり後形ではあったが、曲がることにも成功。「よし!いける」と調子にのってきたところで敢え無くTimeOver。結局、リフトにたった3回しか乗ることができずに、スキー場を後にしなければならなかった(ToT)。この史上最悪のスキー&ボードツアー(いやバス旅行?)は生涯忘れることはないであろう。
気を取り直して3月、前述のバイト仲間(女の子3人、その彼氏1人)とリベンジのボードツアーに行くことに。岐阜の「ウィングヒルズ白鳥リゾート」に日帰りで行ったのだが、バイトの女友達Fさんとその彼氏G君はかなり行っているらしく、車(ワンボックス)も出してくれ慣れたものだった。夜中に運転し、早朝に着いて仮眠。そして、朝一番で滑り始めるのである。
今度は教えてくれる人がいる!だいたい初のボードで仲間にボードをやる人がいないってことが無謀すぎた。初級コースをひたすら練習。今回はボードの本を買って予習もバッチリだったのである。まずはスキーで言うと「ボーゲン」と同類の「ペンジュラム」というものを何とかマスター。次に「ベーシック・ターン」にチャレンジ。
でもやっぱりちょっとビビっているので腰が引けている。そしてすぐへばる。技術的なことは後で詳しく述べるが、すぐ疲れるのは「後傾」になっている証拠である。まっ、2回目(というか実質1回目)なのでこんなもんだろう。ボードって楽しい!!と思えたツアーだった。
<大学院1年>
またまたやって来ました、2年越しの「Surf&Snow」!!時期も同じ、メンバーも同じ、場所も信州。でも違うことが一つだけあります。そう、私が「ボード」をやるということ。しかし、このツアーも悪夢が待っていたのである。地球温暖化、エルニーニョ現象、ヒートアイランド等が問題となってきている昨今(どこかで聞いたセリフ?!)、信州なら年末でも雪はあるだろうという安易な考えは通用しなくなってしまった。
場所は「白馬八方」だったが、まさに「八方ふさがり」状態。どこのコースも雪が貧弱。特に人工増雪ができない上の方は深刻で、軒並み滑走禁止(特にボード)。仕方なく一番下のコースで滑るのだが、剥き出しになった岩肌で我が最愛のボードを傷めるだけ。しかも追い討ちをかけるように吹雪いてきて前が全く見えない。全くやる気を喪失してしまった我々はとっとと引き上げることにしたが、ゴンドラは長い長〜い行列で1時間待ち。この日は本当に心身共に疲れきってしまった。
かつてないゲレンデの悪条件にすっかりやる気を無くしてしまった私は2日目以降、民宿で寝正月を過ごしたのだった。わざわざ信州に来てまでTVの"守り"をすることになろうとは。。。かなり虚しいものがあった。そして、これが「Surf&Snow」の最後の活動となってしまったのである。
史上最悪の正月を体験した私はリベンジに燃えていた。研究室の後輩Yとその友人2人と現地1泊2日で信州の「乗鞍」へ。他の2人は初対面であったがすぐに打ち溶けた。
全員がボードで広大なボード向けのゲレンデをガンガン滑りまくる。平日ということもあってか、結構空いていてリフト待ちもほとんど無し。年下だが自分よりもボード暦の長い3人に色々と教えてもらい、この2日間でかなり上達したように思う。私の得意な”ダジャレ”にも、気を遣ってか即座に反応してくれて気分の良い旅行であった。
「乗鞍」ボード旅行で少しコツを掴んだ私は、この感覚を忘れまいと研究室の仲間(男2人、女1人)を誘って「琵琶湖バレイ」に日帰りツアーを敢行。相変わらず平日なのに人が多いが、ナイターまで粘る。ナイターは若干暗くて滑りにくいが、予想通り人はかなり減って快適であった。そしてひたすら「180°(ワンエイティー)」の練習をした。180°と言ってもジャンプ台からかっこよく跳ぶわけではなく、そのまま地面でジャンプしてやるので170°くらいか。
<社会人1年目>
前年は修論で行けなかった為、待ちに待ったボードである。年末に中学時代からの腐れ縁Yと2人で滋賀1泊スキー&ボード旅行を計画。私の会社の関連会社が経営する「ロイヤルホテル」が琵琶湖北の長浜にあり、社員特典でかなり安く泊まれるのである。
琵琶湖の北には色々とスキー場があるが、初日はホテルまでの途中にある「伊吹山スキー場」に行くことにした。しかし、着いてみると雪がほとんど無く、200mコースのリフト1本しか動いていない。。まさに最悪!!Yが持ってきたデジタルビデオの撮影で楽しむしかなかった。そう、このスキー&ボード旅行の真の目的はイケてる「オリジナル・イメージビデオ」を作成することであった。大きなジャンプ台もあり、天候も晴れ。人も少ない。条件は揃っていた。
まずはジャンプその1。怪我をしない程度に跳ぶが着地で失敗。次にジャンプその2。今度はジャンプ台の頂上から跳んで着地を決める。この2つを編集してくっ付けると見事にエアーが決まったように見えるのである。クレイジーなYはスキーだったが果敢にもボード用のジャンプ台に挑戦。彼の無鉄砲さにはいつも脱帽するばかりであるが、それなりに跳んでいた。でもファン・スキーでもない普通の長いスキーでジャンプする者は他にいなかった。夕日もキレイで撮影は無事に終了。後は家に帰ってバックにBGM(やっぱりTUBE?)を入れれば完成である。
おバカな2人は、次の日は琵琶湖の北西に位置する「国境スキー場」で普通に滑ることにした。このスキー場は滋賀にしては雪は割とあり、駐車場からリフト乗り場まで近いので便利である。そう広くはないが穴場的で(12月ということもあるが)人も少なく快適に滑ることができた。
1月、会社の同期と信州の「志賀高原」に現地「0泊」バスツアーに行く。現地0泊で車中2泊という強行スケジュールだったが、休みがバラバラの皆の都合を考えるとしょうがない。志賀高原は信州で最も広いスキー場であり、それを1日で制覇するのは至難の業というか、遠くに行きすぎるとバスの出発までに帰ってこれなくなる恐れもあった。ということで、中間地点程まで行って引き返そうということになったが、この日の雪質はシャーベット状で最悪。ボーダーなら誰もが恐れる「逆エッジ」で、腕(または尾滞骨)を骨折したのではないかと思えるくらいおもいっきり転んで恐怖心を植え付けられてしまった。その後はビビりまくってへっぴり腰に。まったく情けない想い出である。
志賀高原は本当に広い。そしてコースがややこしい。マップを見ても上りか下りかわからりにくいコースも多々あり、何度ボードを外して歩いたことか..ボードを手に持って丘の頂上まで登った時は、それだけで足が痙攣を起こしそうだった。数あるボード旅行の中でも、ある意味最もハードな旅行であった。そして、帰宅した夜、あまりの疲労に人生で初めて金縛りにあったのである。
3月、大学院時代の後輩Yと寂しく2人で日帰りボードを計画。阪大で待ち合わせて一緒に滋賀のスキー場に行く予定であったが、待ち合わせの夜中3時頃に行っても誰もいない。電話すると「すみません、寝てました」。なんてこった!とハラワタが煮えくり返りながらも、しょうがなく行き先を兵庫に予定変更し、後輩の住む三田まで迎えに行く。そして後輩を乗せて穴場的な「スカイバレイ」スキー場に。やっぱり予想通り人は少なく、3月なので雪質は良いとは言えなかったが広さも十分で快適に滑ることができた。しかも、ハーフパイプやジャンプ台も充実しており、まさにボーダー好みのスキー場(「ボード場」と呼ばないのは、何でだろう〜?)であった。この時、果敢にも初めてハーフパイプにチャレンジした。勿論、観客が少ない時を狙ってである(詳しい内容は後述)。そしてエアーにも挑戦したが、これがバッチシ!恐怖心を感じないくらいのちょうど良いジャンプ台で、華麗に宙を舞い着地もキレイに決めることができた(詳しい内容は後述)。この時だけは、イケてるボーダーになれた気がした。
<社会人2年目>
1月、再び中学時代の友人Yと2人で滋賀1泊スキー&ボード旅行を計画。伊吹山は前年に苦い目に遭ったので、今回は初日「函館山」、2日目「国境」に行くことに。そして宿はリフト件がパックになっていてお得の「マキノ・プリンスホテル」にした。更に節約家(貧乏人?)の我々はツインではなく”セミダブル”のベッドルームを選択。普通は男女のカップルが○×しながら寝るベッドに、野郎2人で寝た。何とか無事に変なことにはならなかったが、フロントのお姉さまの眼差しが少し気になった。
現地までは私のギャランで行ったが、この年一番の雪が降っていた為、さすがにチェーン無しの車では苦しかった。道中、雪で滑ってしまったが幸い事故にはならなかった。ちなみに「函館山」は初めて行ったが、コースは短いが横に広くボード向けのゲレンデで、そこそこ楽しめた。「国境」も「函館山」も日帰りなら十分である。今回もイケてる「滑り」をビデオに納めたが、なんせ撮影者は辛い。グローブを外してカメラを持って撮影する為、手の感覚が無くなってくる。撮影はほどほどにして普通に滑ることにした。
2月、会社の先輩3人と日帰りで福井の「スキージャム勝山」へ。先輩のワンボックスで行ったので経済的かつ快適であった。やっぱり日帰りにはワンボックスが良い。
夜中に出発して4時間ほどで着き、現地で仮眠して早朝から滑る。雪質はかなり良かったのだが、細いコースが多く人にぶつかりそうで、ボード向きではなかった。最近までボード滑走禁止であったのもうなずける。概して、ボードは横に広いコースが適している。無論、上級者になれば関係無いのだが..また、シーズン真っ只中とあって、この時の混雑はひどかった。昼食を食べるのにかなりの時間を擁してしまった。
3月、またまた友人Yと滋賀に1泊旅行に行く。1月に泊まったホテルに再び泊まり、今回もセミダブルに(注;別に怪しい関係ではない)。男2人でひとつの布団に寝るのもそろそろ慣れてきた。
そして今回も「函館山」、「国境」というお決まりのパターン。コースを滑るのはさすがに飽きてきたので、トリックやジャンプをひたすら練習。でもやっぱりビビってしまって上手くできない。。夜はホテルの近くの焼肉屋へ。何故か店内に貼ってあった裸のお姉ちゃんのポスターが印象的であった。(別に怪しい店ではない)
<社会人3年目>
ついに「結婚」という人生の節目を迎えてしまった私は、めげずに独身時代と同じく嫁さんの抑制を振り切ってボードへと出掛けるのであった。まずは2月に会社の先輩に連れられて、岐阜の「ダイナランド」へ1泊2日旅行へ行った。
過去に日帰りで苦い想い出があったダイナランドであったが、今度は1泊なので問題なし。先輩の車で行ったが道も割と空いていた。しかし、予約した民宿が最悪。建物がかなり古く、歩くとギシギシ鳴る廊下で床が今にも抜けそうだった。共同風呂もかなり狭く汚い。おまけに泊まっていた他の客に子供がいてうるさく、夜も眠れない。今まで貧乏旅行で格安の民宿に幾度も泊まった私であったが、この時の民宿は過去最低であった(先輩が予約したのであまり悪くは言えませんが..)。
前回、3回しかリフトに乗れなかったダイナランドは広くて、雪質も良く、なかなか快適であった。夜は自称「ナポレオン愛好会会長」(注;人物のナポレオンではない)の私がトランプゲーム・ナポレオンを拡める。
ダイナランドから帰って1週間後、再び友人Yとボードに行く。さすがに滋賀は飽きたので、今度は兵庫の「ハチ・ハチ北」へ日帰りに。Yは長年やっていたスキーを卒業し、ボードに転向していたのであった。やっぱり時代は”ボード”である。
嫁は実家に帰っていた(またか!)ので前の晩からYが我が新居に泊まり(注;ベッドは別)、AM4:00頃ギャランで出発。順調に走っていたが途中から雨が降ってくる。どうもこの頃、私がボードに行くといつも天候が悪い。何でだろう〜?(嫁の怨念か?)。やばいな〜と思いつつ現地に近づくと雨は雪に変わってくれた。でもガスがかなりかかっていて滑っていても前が真っ白。空と地面の区別が付かず、自分が前に進んでいるのか止まっているのかさえわからない。まさにハチ高原は修羅場と化していた。このままでは危ないし、面白くないということで、隣の「ハチ北」へ行ってみることに。すると、山の裏側だからであろうか、こちらの方は不思議とガスが少ない。雪が降っているのでかなり寒かったが、無事にボードを楽しむことができた。
印象からすると、「ハチ高原」は横にだだっ広くボード向けで、「ハチ北」は長いコースが沢山あり、どちらかというとスキー向けの感じがした。でもチケット1つで双方のゲレンデが楽しめるのでかなりお得である。
<社会人4年目>
「結婚しても年2回はボードに行く!」と嫁に宣言している私は今年もボード計画に余念が無い。まず1月。例の如く友人Yと日帰りボードに。今回はYの友人と3人で岐阜の「高鷲スノーパーク」へ行った。「もう今シーズンは20回は滑った」と豪語する驚くべきボードマニアのYの友人がワンボックスを出してくれたので、現地に早目に着いて車内でゆっくりと睡眠をとることができた。このスキー場は最近モデルチェンジした為、施設がキレイで気持ちが良いが、広さはやはりダイナランドやウィングヒルズには劣る。でもそれ程有名ではないので、人は割と少なかった。
この日もかなり寒かった(スキー場なので当たり前?)が、ガンガン滑り、最後に3人で頂上から麓まで競争をした。一番素人のYは私より30秒ハンデを与え、私は最もキャリアのあるYの友人から10秒ハンデを貰った。そしてレースがスタート。スキーならともかくボードでスピードを競い合ったことなど無かった私であるが、Yをあっさり抜き去り、直滑降気味に巧みにボードを操り滑り降りていった。しかし、途中でYの友人に抜かれ8秒遅れでゴール。そして、Yは私に遅れること59秒でゴールした。帰りは前の独身寮の近くのおいしくて有名な四川ラーメン屋へ。ボードの帰りにはラーメンが食べたくなるのは、何でだろう〜?
3月、日本を席巻する我がTUBEチームの女性メンバーMさんとAさん、そして私と共に「Surf&Snow」→「TUBEチーム」と王道を渡り歩いた影の功労者N@Oさんと4人で「ハチ北」へ日帰りスキー&ボードへ行った。しかしもともとは私の大学の後輩Yもこれに参加する予定だったが、なんと3年前と同じくまたしても寝坊!前の晩に飲み過ぎたらしいが、同じ失敗を繰り返すとは..結局、Yは合流せずお馴染みのTUBEメンバーで行くこととなった。
Mさんはスキーはほとんど初心者で、過去に何と「リフトから落ちる」という貴重な体験(しかも2回も)をしている強者であった。そして、それが”トラウマ”となっており前日は寝れなかったそうであるが、我々は根拠もなく「多分、大丈夫やで〜」と繰り返すだけであった。そして、雨→雪という悪条件でガスもかかっていたが、まずは超初心者のMさんの指導から入ることにした。そこで活躍したのがAさん。
彼女は年間パスを取得し、スキーもボードも滑りまくっているスポーツウーマンで、まさにコーチさながらの指導でMさんに一から教え込んだ。すると最初はビビリまくっていたMさんが、最後にはボーゲンで平坦コースを普通に滑れるようになっていた。ほどよくして自由行動。N@Oさんと一つ上の高いコースに行ってみたがガスがかかって見えにくい。しかもアイスバーン。必死に降りて、その後は下で滑ることにした。
しかし、この時は雪が降って顔は痛いし寒いしで条件は最悪であった。その代わり雪質は最高に良かった。全ての条件が揃うことはなかなか難しいものである。
ちょっと長くなりましたが、以上が2003年3月時点での私のWinterSportの経験と想い出であります。冬になると毎週のようにボードに行っている人もいるくらいですから、私はあまり行っていない方ではないでしょうか?関東や北信越や東北にお住まいの方などはもっともっと行っていることでしょう。しかし、行ったスキー場の数は多い方だと思います。以下に行ったことのあるスキー場をまとめてみました。
【冬・春男の行ったことのあるスキー場】
<長野>
栂池高原、野沢温泉、赤倉温泉、岩岳、白馬八方、乗鞍、志賀高原
<岐阜>
ダイナランド、ウィングヒルズ白鳥リゾート、高鷲スノーパーク
<福井>
スキージャム勝山
<兵庫>
ハチ北、ハチ高原、スカイバレイ
<滋賀>
琵琶湖バレイ、国境、函館山、伊吹山
良くもこんなに行ったな〜というのが感想ですが、3回以上行ったのが「国境」だけというのも珍しいと思います。ちなみに、近場で行っていないのは「六甲人工スキー場」と「神鍋高原スキー場」と「余呉スキー場」と「枚方スノーパーク」(笑)くらいです。
【冬・春男のボード講座】
さて次にボードの技術について、素人ながら少し偉そうに述べさせてもらいます。
(1)基本原則
スキーにも言えると思いますが、ボードが上手くなる1番の秘訣は「恐がらないこと」であります。恐がるとどうしても後ろに体重が乗り、上手くエッジがかからず、ますます加速し更に恐怖心を植え付けることになります。思い切って谷の方へ顔を突き出し、体ごと落ちるような感覚ぐらいで丁度良いのです。そうするとエッジもかかり、スムーズに曲がることができます。
そして次に大事なのは「目線」です。初心者を見ていると必ずと言っても良いほど自分の足元付近を見ています。これは誰かに指導されると、特に自分の足や膝に注意がいく為だと思いますが、これでは膝に力が入りスムーズな滑りができませんし、すぐ疲れてしまいます。近くを見ると、どうしてもちょっとしたコブなどに気を取られ膝に力が入ってしまうのです。ボードではなるべく遠くを見ることが有効です。私は最近は常に50mは先を見ながら滑っています。そうすることで膝がリラックスでき、ちょっとしたコブは柔らかい膝で吸収することができます。また前方を見ることで危険も早く察知でき、柔軟に対応することができます。最初は恐くて近くを見てしまうと思いますが、逆に遠くを見る方が安全なのです。これは車や自転車の運転にも言えることです。
更にボードは「リズム」が大事です。良く手の反動で無理矢理曲がっている人を見かけますが、あくまで手を使わず、体の上下運動のリズムで曲がるのです。即ち、低い姿勢から起き上がると同時にその反動でエッジを移し、また重心を低くして溜める。そして再び、姿勢を起こしエッジを移行する。この繰り返しなのです。これを連続して素早く行うと膝の屈伸運動に伴う体重移動だけで曲がれ、雪とボードの摩擦が0に近くなる為、膝に負担がかかりません。私も最初の頃はこれが上手くできず、ちょっと滑るとすぐ膝が疲れてしまっていましたが、今ではいくら滑っても膝が疲れないようになりました。
以上の3つがボード上達の基本原則です。これらを心掛けると飛躍的に上達すること間違いなしです!
(2)普通にボードを楽しみたい人編
本当に初めてボードをやるという人は、怪我をしないようにまず「転び方」をマスターして下さい。ボードはスキーと違って1枚の板に両足で乗り、ストックもないので非常に転び易いスポーツなのです。特にエッジが逆にかかる(逆エッジ)と後頭部を痛打することも有り得ます。毎年、ボードの事故で亡くなる人は増えているのです。
”上手く”転ぶには、思い切って体全体で転ぶことです。とっさに手をついたりすると、全体重が手に掛かるので骨折等を招きます。前に倒れる場合はウルトラマン(スーパーマンか?)のように万歳をして体全体で倒れ、後ろに倒れる場合は後頭部を打たないようあごを引き、柔道の受け身のように背中と腕を同時に地面に当てる。
こうすれば安全です。
次にマスターするのは、「ペンジュラム(別名;木の葉落とし)」です。これはスキーでいうと「ボーゲン」に当たるもので、初心者には必須です。体の正面を谷側または山側に向け、コースの端から端までゆっくり滑る。そして体の向きを変えないまま(ターンせず)、同じく端から端まで滑る。この時注意するのは、体重をかかと側(バックサイド)、またはつま先側(フロントサイド)にきちんと乗せることです。
これを繰り返すと次第にどの角度ならどれくらいスピードが出るか、体重をどのくらいかけると転んでしまうかがわかってきます。そして雪にも慣れてきます。
そして、ペンジュラムをマスターしたら「ベーシック・ターン」です。思い切って体を谷側へ預けてみましょう。体の正面が谷に向いている場合はフロントサイド、体の正面が山に向いている場合はバックサイドに体重を移動しましょう。すると自然に曲がることができます。スキーにも言えることですが、曲がりたい時は体重移動が大事なのです。無理に体を捻って曲がることはなるべく避けましょう。あまりムキになって「曲がってやろう!」と思うのではなく、「体重移動したら勝手に曲がっちゃった」というのが理想です。
(3)ボードで女の子にモテたい人編
ベーシック・ターンができれば「ボードやってるなぁ」という気分になれます。でもこれだけではカッコ良くありません。女性ならこれだけでも良いでしょうが、男性なら是非「カービング・ターン」はマスターしたいものです。ベーシック・ターンは「ドリフト・ターン」とも呼ばれ、曲がる時雪をズリズリズリ〜とこすって曲がります。でもこれは足に負担が掛かってすぐ疲れますし、カッコ良くありません。もっとエッジを効かせ、雪をエッジで彫る(Carve)ような感覚でスーと切れ込むのがカービング・ターンです。その為にはスピードもある程度必要で、曲がる時の上下と前後の重心移動も大事です。曲がる時のアクションをオーバーにするくらいの気持ちで丁度いいのです。これがきちんとできていれば、雪面にキレイな一筋のシュプールを描くことができます。マスターするまである程度の慣れと時間を擁しますが、この爽快感はスキーには無いもので非常に気持ちのいいものです。また、素早く連続してターンできるとゲレンデで皆の注目の的です。
カービング・ターンをマスターしたら普通に滑る分には不自由しません(女の子にもモテるでしょう)。しかしこれでやっとスノーボードという奥の深いスポーツの半分を知っただけにすぎません。
ある程度、滑れるようになったら「トリック」を試みてみたいものです。トリックとは跳んだり跳ねたりアクロバチックな動きをすることで、スキーにはないボードの醍醐味と言えるでしょう。私の板はかなり硬い為、トリックには向いていませんが、必死に180°(ワンエイティー)はできるように頑張りました。これはその名の通り、ジャンプして板を180°回転させる技です。その応用に360°(サブロク)、540°(ファイブフォーティー)等もありますが、危険なので試みたことはありません。
逆向きで滑る「グーフィー」はスタンスがポイントです。なるべく板と直交方向にスタンスを取るとグーフィーはやり易くなり、更にカービングターンの時の体重移動も楽になります。初心者は最初は恐いかもしれませんが、徐々に足の角度を変えていくことをお勧めします。
ジャンプ台から大きくジャンプし、ワンメイクを決める「エアー」はボーダーなら誰もが憧れるトリックです。空中で板を掴む「グリップ系」と体を縦または横に回転させる「回転系」とに分けられますが、危険なのでよっぽど慣れてからじゃないとやらない方が良いでしょう。ちなみに私はグリップ系にチャレンジしたことがありますが、着地がどうしても決められませんでした。概して、エアーは”着地”がすべてなのです。そして着地を決める為には、「恐怖心」を取っ払い膝を柔軟にすることが必要です。恐がっているとどうしても膝に力が入り、着地の衝撃を膝で吸収することができずに転んでしまいます。
普通のコースに飽きた人は「ハーフパイプ」に入りましょう。一見、ハーフパイプは危なそうですが、エアーよりは危険度は低いと思います(ただしムチャをしなければ)。これも着地が大事で、恐怖心を取り除くことが先決です。私は最近は結構ハーフパイプに挑戦してはいますが、やはり恐怖心を拭い去れず、まだまだ修行が必要だと痛感しています。「恐怖心を取る」ということは、言い方を変えれば「恐くない範囲で試みる」とも言えます。自分の恐くないスピードでアプローチすれば意外と成功し易いものです。そして徐々にスピードを上げていくのが上達の近道でしょう。
このようにボードはスキーとは違って様々な楽しみ方があるのが特徴です。スキーしかやったことがない読者も一度はボードをやってみてはいかがでしょうか?スキーとボードの両方の経験がある私は「ボードの方が面白い」と断言します。
TUBEの曲の中に「Surfin'inthesnow」というのがありますが、これはまさに「スノーボード」の事を言っています。スノーボードは”雪”という大海原を滑走する”サーフィン”なのです。一面銀世界の中をたった一枚の板に乗って滑走する爽快感は、一度味わうと病み付きになります。皆さんもこの大自然が与えてくれた「雪」の恩恵をいつまでも大切にし、とかく閉じこもりがちな「冬」という季節の楽しみ方のひとつとして、WinterSportに精を出しましょう!!(もう季節は終わりましたが..)
<浪花の春男>
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