2015年9月23日。25回目の、そして最後の甲子園球場ライブの日である。
私も何回か甲子園ライブに足を運んだ。台風直後でステージセットが傾いていたり、長野出張から戻れず泣く泣くキャンセルしたり、腹ごしらえと称して参加メンバーで食事したり、打上げと称して帰り道に呑みに寄ったり、ライブ前後も含め楽しい想い出が数多ある。元々甲子園球場の周辺住民であった私は、甲子園自体に悲喜こもごもの想い出が染みついているのだが、TUBEのライブは20〜30代の私の年1回のメインイベントであった。

2015年の今回は、遠く群馬から思いを馳せるにとどまっている。
"最後"と言われると観に行きたくなるのが人間の性だが、私は私なりにTUBEに感謝を伝えよう。

どうも、ありがとーっ!

おや、なんだか原稿が終わりの雰囲気だ。"最後"と言われるとセンチメンタルになるのも人間の性である。ハタと気づけば4年振りの投稿となる今回は、春ソロをお届けしよう。そう、"最後"と聞いて練習したのだ。
J'S THEME ― 1992年、サッカーJリーグのテーマ曲である。

Wow Wow Wow Wow〜というフレーズでお馴染みのこのテーマ曲だが、頭からお尻まで伸びやかなメロディが心地良い。思わず歌詞をつけてしまいたくなる(→Riding:風を追いかけて)。春畑さんのギターは「唄っている」と言われるが、その代表格ではないだろうか。

春畑さんの素晴らしい演奏はYouTubeで確認してもらうとして、ここではやはり著作権と大人の諸事情から、n@o様の演奏をお届けする。いや、お届けします。ごめんなさい。




以下、徐々に話がマニアックになるので、【閲覧注意】で (^-^;

群馬に単身赴任となり早1年。エレキギターも持ってきたものの、なんだかケースに入れたまま部屋のオブジェとなっていた。アコギは弾いていたのだが、プラグをつないで電源入れて〜という一連の作業がいるエレキは、ひとつ敷居が高いのだ。それにストラトのクラプトンモデルはミッドブースト回路が付いていて、9V電池が必要。しかもこの電池、1週間ほどでなくなってしまうので、弾くたびにウラブタ開けて電池付けて外して〜ってな作業をしていた。面倒だよね。何とかならないのかな。とググッてみるとありました。何とプラグがスイッチ替わりになっていて、10年間も電池交換しなくてOKだったとか! 知らなかった・・・ プラグもアンプもつないだままで、アンプ電源ONですぐ弾ける状態にしていたから電池が消耗していたのですか、トホホ・・・ というワケで、電池は付けたまま、弾き終わったらプラグを抜く、ということで万事解決!

J'S THEMEのスコアは、1994年にドレミ音楽出版から発刊された「日本のロック大特集 第2弾」に掲載されている。当時、TUBEのバンドスコアを出していたのは東京音楽書院だったので、この曲をドレミから出版するには担当者の尽力があったのではないかと、サラリーマン的に思いを馳せてしまう。この頃はTUBEの全盛期。アルバムが出るたびにバンドスコアが発売されていたのだが、2001年に東京音楽書院が倒産し、それ以降TUBEのバンドスコアはどこの出版社も引き受けていない。アルバム買ったら暫くしてバンドスコアを買って楽しむ、という個人的パターンが崩れてしまったので、ハタと困ったのを思い出す。この頃には世間のニーズも減ってきていた、ということなのだろうか。しかし、シンコーミュージックは2001年に「春畑道哉ベスト」を発刊、2010年に25周年として「TUBE Song Book」を発刊しており、まだまだ頑張ってもらいたいものである。




今回の録音では「REAPER」というソフトを使ってみた。以前はMacの「GarageBand」を使っていたのだが、4月にWindowsにスイッチし、Win版がない!という非常事態から立ち直っての録音。このスイッチ話はまた次回。

J'S THEMEにはシングル版(1992年)とアルバム版(1993年)があり、エンディングが微妙に異なっている。シングル版はフェードアウトするのだが、アルバム版はきっちりエンディングがあるのだ。初めに聞いたのはシングル版だったので、「この曲だったらフェードアウトじゃなくて、こんな感じのエンディングだったらいいのに」とイメージしたものとアルバム版が一致したときは、部屋の中でこっそりガッツポーズしたものだ。ライブではアルバム版を弾いているので、やっぱりこっちの方がキマルよね。時間にして10秒弱。シングル版でなぜフェードアウトにしたのか、個人的には謎である。

では「J'S THEMEを弾いてみた」のだが、メロディアスなメインテーマは弾いていても気持ちイイ。後半は転調して半音上がるのだが、うっかり前半の調子で弾いて何度もずっこけた。2分20秒あたりの速弾きは最大の難関。はい、弾けませんっ! 基本的に3音ずつ下がりながらチョーキング絡ませてくるフレーズは、春畑さんの手クセなのかも知れない。最も高い音が出るのは2分32秒あたり。1弦22フレットという最も高い音を更にグイッと力技で1音半チョーキング。弦が切れそうです。ライブでの春畑さんの表情を見ても力が入っているのが分かります。
では、n@o様の演奏で〜、はりきって〜、どうぞ!



J'S THEME
(クリックすると音が出ます)





しかし全体通すとリズムがバラバラだな・・・ (^-^;

N@O