梅雨の季節に入った頃、EZから新たな宿題が出された。
EZです。

ついに梅雨に入ってしまいましたが、みなさん、お元気ですか?

 さて、昨年末に「冬休みの宿題」と題し、冬のお気に入りの曲を披露してもらいました。いよいよTUBEチームの季節 "夏" が近づきましたので、予告どおり、とびっきりの夏のアルバムを紹介してください。ただし、Excluding TUBE でお願いします。
 参考として、n@oのホームページにある、私の原稿「透き通る夏の午後」のように熱く語ってください。アルバムが思いつかない場合、シングルや1曲を集めたものでもかまいません。発売年・シングルではない場合は収録されているアルバム名もお忘れなく。
 ここで、みなさん個人々々の音楽の引き出し・奥行きをひけらかしてください。

納期は7月末とします。
よろしく。

以上

=== n@o 's Gift ===

夏のアルバムね。愉快、痛快、爽快、カーイカイカイ怪物くんはぁ♪


Legacy of You/角松敏生(1990)

角松  J-POP界のナンパ男、角松敏生のギターインストアルバム。高校時代は「わが町の速弾きギタリスト」として鳴らしただけあって、それなりの腕前を披露してくれている。ま、ギターが本職ではないので、ギターサウンドよりもメロディの素晴らしさに惹かれる一枚である。氏のエピソードとえいば、飛行機に乗るたびにスッチーをナンパしているイメージがあるが、そんなに引っかかるのか?(>どーよ、Tさん) このアルバムには、全12曲が納められおり、「飛翔」「Parasail」という曲名の他に「MIDORI」「SAYURI」「MISAKO」などと女性の名前も付いている。ジャケットのギターに水着を着せているのも彼らしい。スケベ男の本領発揮である。
 さて、サウンドの方はというと、ミディアムテンポのちょっとオシャレなドライビングミュージックが並んでいる。どこを切っても角松ワールド。すっきり晴れ渡った初夏の陽気の中、気持ちの良い風を浴びながらこのアルバムを聞くとサイコーだろう。そんな中、異色の作が「Tsugaru (KEIKO)」である。他のナンバーがギター、キーボード、サックスでメロディを奏でる洋楽サウンドでありがながら、この曲はタイトルからも察せられるように津軽三味線を前面にフューチャーし、さらにギターと絡ませるという「異種格闘技」の様相を呈している。ウチにはおばぁちゃんの形見の琉球蛇皮線(三味線は猫の皮、蛇皮線は蛇の皮。サンシンともいう)があるので、それで遊びましたねぇ。。。え、遊ぶな、ってか (^^;
 参加ミュージシャンは、有名ドコでは村上"ポンタ"秀一(Dr)。浅野"ブッチャー"祥之(G)って、春畑sanのツアーに一緒に廻ってた人だぁ、と思ってイロイロ辿っていくと、青木智仁さん(B)、斉藤ノブさん(Per)とかも一緒に廻ってんじゃん。角松氏と春畑sanは使用ギターがAircraftつながりだとは思ってたが、ミュージシャン同士の交流もあったんだなぁ。
 そんなこんなで、エロエロな一枚です。



花/REPLICA(1991)

レプリカ  Voが女性、バックを男性が固めるという、われわれの世代なら「レベッカ構成」とでもいうのかな、そんなバンドのアルバム。バンドブーム全盛の当時、キャッチャーなメロディーとパワフルなボーカルの組み合わせで売れてもおかしくないんだけど、知る人ぞ知る、って感じのバンドでした。音的にはPearlに似てるかなぁ・・・って、これもマイナー(?)

 ♪あなたの頭を缶切りで開けて
  中身を洗濯してあげたい!

など、歌詞も分かりやすくて面白い。今聞き返してみると「当時の音」らしさがあって、懐かしく感じます。一曲だけ収められているバラード「Dear」は有線でよくかかってましたねぇ。

 ♪真っ白な部屋で 疲れた身体を
  横たえながら あなたは逝ってしまった・・・

曲がはじまるやいなや、イキナリ殺されてしまう。この曲って実話なのかなぁ。死んだ彼氏を偲ぶバラードです。なかなかヨイです。

 その後、レコード会社を移籍してコロッとバンドカラーが変わってしまいました。

ヴィジュアル系
イメチェン後
1991年頃
1994年頃

変わりすぎやで(^^; Drのパンクニーチャンはこの変化に付いて来れなくて脱退。バンド自体も1996年に解散してしまいました。
 そんなこんなで、ブリブリな一枚です。



DR.FEELGOOD/MOTLEY CRUE(1989)

モトリー・クルー >音楽の引き出し・奥行きをひけらかしてください

ってことなので、洋ものハードロックの世界をひけらかせて頂きます。ジャケットからきてますっ! このオドロオドロしさが洋ものハードロックのスタンダード。ドクロ・ヘビ・コウモリをシンメトリーにデザインした剣がす・て・き。あえて言うなら、これに血のりが加わると完璧なのだが。
 バンドのテーマは「女」「酒」「ドラッグ」・・・無法地帯かキミらは。ドラッグで病院送りになったVo、どこから見ても死相が出てるG、ケンカっぱやそうなB、すぐに脱ぎたがるDrの4人構成。当時のDrトミー・リーは日本でも人気のあったドラマーで、「Burn!」だったか人気ドラマーの年間投票で何年も連続でトップになってました。
 サウンドの方は、ハードロックの王道、ヘビィなリフにシャウト気味ボーカル。MOTLEYのリズムは「シャッフル系」が多くて、これが心地よいノリを生み出してます。スキップビートとも言うのかな、"タン・タン・タン・タン" というところを "タッ・タ・タッ・タ" と刻むビートです。
 おすすめの一曲は「KICK START MY HEART」。グイーン、ギュイーン、グオォォォォン、と地を這うようなイントロが印象的。安いギターで演るとすぐにチューニングが狂う、困ったイントロです。「はじめて会ったとき、死にかけてるのかと思ったよ」とバンドメンバーに言わしめた、ハードロック界の立原啓介、ミック・マーズのギターが炸裂っ!
 そんなこんなでイケイケな一枚です。



NO MORE TEARS/OZZY OSBOURNE(1991)

オジー  アメリカンハードロックの大御所、オジー・オズボーン。オジーっていうと、→な表情をパッと思い浮かべるんだけど、このアルバムジャケットではなぜか落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
吠えるオジー  オジーのアルバムで好きなのは、初代ギタリスト・ランディローズの追悼アルバム「TRIBUTE」かな。でも夏っぽくないので、今回はこのアルバムをチョイス。ギターはザック・ワイルド。大学院時代、研究室の机には2人のギタリストのポスターを貼ってました。ひとりは神様・クラプトン。もうひとりがザックでした。テクニカルというよりもエモーショナルなギターを弾く人で、ハモリ具合が好きですねぇ。
 サウンドですが、Dr目いっぱい叩きまくり。こりゃ痩せそう、なドライブ感満点のナンバー勢揃い。ベースの効きも良くて、ズドドドドと腹の底に響きます。オジーのボーカルは初めて聞いた時は「んぁー、なんじゃこの手抜きボーカルはぁ」と思ったけど、聞けば聞くほど心地よくなる、不思議な魅力のある声。肝心のギターは、レスポールをロックさせるならこうじゃなきゃ! という教科書通りの音色。これらが絡み合ったとき、20年間も第一線で活躍できる「オジーサウンド」が生まれるワケです。
 去年、アメリカで「THE OSBOURNES」(オズボーン家の人々)っていうテレビ特番が放送されて、一躍全米の人気者になりました。自宅では黒魔術にはまってるだとか、息子が自殺したのはお前の曲を聴いたせいだと訴えられるとか、「変わり者」のレッテルを貼られていたオジーですが、この番組ではどこにでもいる普通の父親の姿が放送され、大反響を呼んだみたいです。うーん、ちょっと観てみたい。
 そんなこんなでガンガンな一枚です。



以上 Excluding TUBE で夏アルバム4枚を紹介しました。なんか1990年前後になりましたね。そーいや二十歳前後が一番どん欲に音楽聞いてた気がするねぇ。年齢を重ねてくると、年下のバンドを気に入ることが少なくなってくるからトーゼンか。とくに最近流行りの、やる気なさそーなラップ野郎は好かんしな。で、そこにスコンとハマッたのがTUBEなワケやね。この夏、新たなサウンドとの出会いを求めて、"ジャケ買い" でもしてみるか。

<N@O>