1曲目はアルバムタイトル曲「Blue Splash」。
これはもう、20周年の05年にリリースされたアルバムに収録されている「Seaside Vibration」に通じる、地球の宝石 “海”に対するオマージュ・ソング。
そして、太陽。それにより誕生する地球上の命とその情熱。地球上の生命体の母とも言える海、太陽のエネルギーを得てこそ、我々が存在することができるというもの。
曲の歌詞も、25周年のアルバムにとっておきたいような、これまでのTUBEの音楽の世界の描写の集大成とも言える出来栄え。
砂浜や太陽・水平線といったTUBEの曲には欠かせない季語と並ぶ、希望、夢、出会い、情熱、未来、奇跡など、TUBEの音楽のテーマを、文字ったキーワードが散りばめられている。
 
2曲目「真夏のカイト」。ライト感覚なロックとポップなリズム。
これまでの過去アルバムでは、2番バッターは様々な役割があった。
ランナーとなった1番バッター(アルバム1曲目)を確実にスコアリングポジションに送る送りバント('96アルバム「Only Good Summer」の“Tシャツの恋”や’88アルバム「Beach Time」の“Sail Away Forever”)、ヒット・エンドランの強行(’90アルバム「NATSU」の“’ 90’s Door”や’05アルバム「TUBE」の“Canal Way”)、わざと空振りしてランナー盗塁をアシストする(’91アルバム「湘南」の“はよつけ鎌倉 ”)というパターン。
今回はどれに当てはまるのであろうか?
 
3曲目シングル「Summer Greeting」。これまでのシングルの中でも、ゆったりした雰囲気の部類に属する。ウクレレの音も聞こえる。アコースティックなサウンドへのこだわり。
“メールじゃ伝わらない思い”。デジタルではなく、あえてアナログなアプローチの方が、相手に思いがよりよく伝わることがある。
時にはこんなアナログ的な“心と心の通い合い”を友情にも恋愛にも活用することを、これからの若い世代にも伝えるべきではないだろうか。
これが、この曲を通してのTUBEからのメッセージと感じ取れる。
 
続く

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