2曲目は“春風に乱れて”。
90年4月発売の小田ソロ初期のアルバム「Far East Cafe」に収録されているポップなナンバー。
毎年、さくらのつぼみがつき始める季節には聞きたくなる。小田さんがマイクを手にしたままで、手をたたきながら唄う、♪春はそこまで。。。

3曲目は、オフコース時代のヒット曲“愛を止めないで”。
演奏されたのはオフコース・バージョンではなく、小田ソロ・バージョン。オフコース・バージョンはピアノから始まりピアノで終わる。あのしっとり感には心 を打たれる、70年代後期の“古き良き時代”を思わせる。あの“きらめき”もたまらないが、この小田ソ ロバージョンはよりポップによみがえり、今風のJポップアレンジ。しかし、5人時代のオフコースのツインギターによるギターソロも格別な仕上がり。
当然、オフコース・バージョンしか頑として受けつけることができないファンの気持ちもわからないでもないが。。。
この曲が終わりそうなところで急いで小田さんはセンターステージまでダッシュ、エレキを肩に下げて、“伝えたいことがあるんだ”。エレキでシャカシャカ弾き語り。

4曲終わってここで初めてのMC。

今日は今年の長いツアーのファイナル。精一杯歌いますので、楽しんで帰ってください!!
全国でコンサートに来たい人はもっといると思いますが、この会場にいる人はその人たちの代表選手です!

と。

このあたりからオフコースのナンバーが続く。
“きかせて”は80年頃のアルバム「We are」に入っているナンバーとのことだが、当時のオフコースらしからぬAORな感じで、夜景がとっても似合う洒落たナンバーだった。
「この中で“We Are”ツアーに行った人は手を挙げてください」、と小田さんが言うと所々で手が挙がる。何と言っても28年も前のツアーである。
そして、“さよなら”。
TVで芸能人が別れるニュースが報道されると必ずバックに流れる音楽、と小田さん。いつも、いやな予感がするなーと思ってみていると、予想通りにこの曲が流れるんだよねえ〜(笑)。
 
センターステージに小田さんとギタリストの二人だけ。まるで、初期のデュオ時代のオフコースを見ているような嬉しい錯覚だ。
“僕の贈りもの”(1番のみ)
小田さんは歌わず、会場のみんなが歌うために演奏してくれた。
“もう歌はつくれない”
この頃って、時代はまさにフォーク全盛で“神田川”、“心の旅”がヒットしていた頃。でも、いい歌は時を超えて世代を超えて、後の世に伝わっていくもの。
かぐや姫やチューリップの話が出ましたが、詳細は忘れました。
 
再び、オフコースメドレー。
“夏の終り”
“眠れぬ夜”
“こころは気紛れ”
“風に吹かれて”
“やさしさにさようなら”
“between the word & the heart 〜言葉と心〜”
メドレー最後の曲は、いつも土曜日朝に見ている“建物探訪”のテーマソング。
 
ステージにはいつのまにかピアノが用意され、待ってました!! いよいよ、ピアノ弾き語りタイムに入る。
“生まれ来る子供たちのために”
“さよなら”の次のシングルだったか?
当時、将来の日本のことを危惧して作った曲だという。
 
“言葉にできない”
これが生で聞けるとは。この感動は、まさに言葉にできない。
DVDで何度も聞いた曲だが、やはり生で聞くと気迫が伝わってくる。
息をするのを忘れるように、観客は聞き入っていたと思う。
自分の体に流れる血液、そして感動でこれが脈々と流れているのを感じざるを得ない時間。
 
ここで前半終了。


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