2008年の年の瀬の12月20日(土)

クリスマスを控えて、再び寒波がやってくるのかという予想とは裏腹に、温暖な一日であった。
愛妻・愛息を大阪に残し、熊本に単身赴任したY田氏から誘われた今年2回目の願ってもない小田和正氏のライブ、しかも場所は大阪 京セラドーム。
Y田氏は、九州からこの日のライブのために帰阪し、また次の日に九州に戻るという。
前回の大阪城ホールの席はスタンドだったが、今回はアリーナ席。しかも、小田さんが走る花道からわずか4メートルの素晴らしい場所。
 
“音楽は風”。
これは、小田さんの音楽に対する想いであるが、私も全く同感。
音楽は、その曲を聞いていた頃に出会った人たちとの時間を思い出させてくれる。
自分の置かれた環境・苦しいとき・悲しいとき・うれしいとき・希望に満ちあふれていたとき。これらの状況を懐かしくも思える。
音楽は、自分たちが生きてきた時代を駆け抜ける。10代、20代、30代と時間が通り過ぎる速度が次第に速くなってきている感があるが、常に、そのときどきを過ごしているとき、空気のようにいつも傍にいる存在である。音楽は、時代時代の中で風のように流れている、と。
9月のライブでピアノ弾き語りで歌われた「風のようにうたが流れていた」は、その小田さんの想いが色濃く表現された作品である。
この日のライブでは30曲を超える。ラブソングばかりではないが、約30本のラブ・ストーリーの映画を見たような感じかな。


大好きな“風”のタイトルの曲、3曲。
「風のように」、「風の坂道」、「風と君を待つだけ」。すべて小田さん自身のピアノの弾き語りで始まるバラード。
残念ながら、今回のライブでは聞くことができなかったが、風はまさに人生そのもの。
 
このライブには(いつもなのだろうが)、歌詞専用のスクリーンがある。
このスクリーンの意味が、あとでわかることになる。決して、小田さんのためのあんちょこではない。
今さらながら気づいたが、この人の歌詞には横文字が皆無に等しい。日本語を大事にする人なんだなあ〜と、つくづく思う。教科書に載せたいぐらいのきれいな言葉で埋め尽くされている。
この美しすぎる歌詞とメロディーの良さに、20代の頃に気付かなかった自分を悔いる。
一方、かの“ロックンロール・スーパーマン”が作る曲の歌詞には横文字だらけ(笑)。あれはあれで、とってもシャレが効いて素敵であるが。
 
1曲目は11月発売されたばかりの新曲「今日もどこかで」。花道を早速、小田さんが歩いてきた。4メートル間近で見た小田さん、60歳を超えても声同様に若々しい。年甲斐もなく、手を振ってしまったが。。。
 
その2へ続く。

<EZ>