“あの名曲”が世に出てから来年で4半世紀。しかし、いまだに“あの曲”を越えるものは存在しない。
 
 今でも心ときめくクリスマス。クリスマスは12月24,25日の2日間だけではない。アメリカでは11月23日のサンクスギビングが終わると、街はクリ スマスムード一色になる。日本もこの傾向が顕著で、約1ヶ月はクリスマスムードを楽しむことが出来る。そして、このクリスマスムードをより一層盛り上げて くれるのが“クリスマスソング”。アレンジは、ストリングス・鐘や鈴の音・ハンドベルなどを多用している。

 子供の頃に家族と過ごした楽しいクリスマス。
自分の子供達にも同じような楽しい思い出を作ってやりたい、そして親としても同じような楽しい時間を過ごしたい。そんな何気ない、平和な時間を家族と過ごすことができるクリスマス。
 
 クリスマスソングに限らず、“曲”との出会いは“人”との出会いと似ている。運命的な要素が多いが、共感すると一生傍にいてもらわないと困るほどの切っても切れない親密なお付き合いとなる。

 今年、新旧織りまぜて久々にクリスマスソングのCDを作った。
そういう衝動にかられたのは、“あの新曲”(CDの11曲目)が今年リリースされたからでもある。

以下、全19曲。
 
1.恋人がサンタクロース(松任谷由実 ‘80アルバム「Surf &Snow」)
ユーミンの超有名クリスマス曲。映画“私をスキーに連れてって”に使われてからか(?)、“冬はユーミン”という自分の中でイメージされた曲であった。今聞いても、まったく古さを感じさせない。

2.Choo Choo Train(Zoo ‘91シングル)
やっぱ、この曲はオリジナルで聞かないと。

3.All I Want For Christmas Is You 邦題:恋人たちのクリスマス(’94 Mariah Carey)
アップテンポ3曲の締めはこの曲。90年代に一世風靡した歌姫の代表曲。

4.最後のHoly Night(杉山清貴 ‘86シングル)
夏の恋人が季節がめぐって冬になると過去の人になっていた、という切ないストーリー。

5.ダーリン(桑田佳祐 ‘07シングル)
70年代歌謡を現代風にアレンジした桑田氏のソロシングル。ちょっと情ない男が”横浜”のクリスマスの夜を彷徨う姿、なぜか他人とは思えないような哀愁と親しみを感じる。

6.アヴェ・マリア(浜田省吾 ‘92シングル)
シューベルトの「アヴェ・マリア」を浜省がカバー。“マイナーコード・ロックで突っ走るイメージ”のこの人の異なった一面を知ることが出来る貴重な音源。

7.永遠の恋人(浜田省吾 ’92シングル「アヴェ・マリア」C/W)
6に続き、組曲形式になっている。窓の外ではしんしんと雪が降るのをながめながら聞いてみたい。浜省バラードの中でも、特に好きな曲。

8.予感(斉藤由貴‘86アルバム「チャイム」)
誰でも10代のときに夢中になったアイドルはいるもので、私の場合は斉藤由貴でした(笑)。
特にクリスマスに関係する歌詞は存在しないが、透き通ったボーカルと白い雪をイメージさせる綺麗なアレンジがとてもクリスマスの雰囲気にマッチしているため、セレクトした。

9.Dear Again(広瀬香美‘96シングル)
イケイケGoGoのウィンターソングを連発していたこの人が、初めてシングルでクリスマス・バラードを披露。今さら説明するまでもない、切ないクリスマスソングの定番。

10.Christmas For You(前田亘輝‘92シングル)
91年冬から始まる“前ソロバラード3部作”の真ん中に位置する本ナンバー。包み込むような優しいボーカルで、凍てつく冬でも温かい気持ちになる。

11.クリスマスは一緒に(竹内まりや‘07アルバム「Denim」)
今年リリースされた新曲であるが、私の中ではクリスマスソング・ベストセレクションで、“あの曲”の次にランクインした。歌・ 曲・歌詞・アレンジ全てをとっても、神聖かつロマンティックなクリスマスの夜を素敵に描写している。“クリスマスは恋人達のためにある ”という一種の社会現象に対して非常に敏感な20代前半の女性、そして彼女らが抱くクリスマスに対する憧れ。この世の女性の乙女心をつかみつ つ、50を過ぎても全く若い頃と変わらない艶のある声で、こんな素敵なクリスマスソングをタイムリーに聞ける現在の20代の女性が羨ましい。

12.White Christmas(山下達郎 ファンクラブ限定CDの音源)
後半は達郎の一人アカペラでスタート。
世の中には星の数ほど音楽を作る人がいるが、自分の声を重ねてハモッてアカペラを作ってしまうなんて、誰もマネできない。抜群の歌唱力、広い音域、そして 豊かな表現力。まさに“プロフェッショナル”とはこのことで、初めてこの一人アカペラを聞いたときは、まるで“神の 声”を聞いたように、体中が熱くなるほどの感動を覚えた記憶がある。

13.Bella Notte(山下達郎 ’93アルバム「Season’s Greetings」)
この曲の荘厳な一人アカペラがあまりにも好きで、自分の結婚式の入場曲に使用した。1955年のウオルト・ディズニーのアニメ「わんわん物語」の挿入歌で、“Bella Notte”とは“美しい夜”というイタリア語。

14.Jingle Bell Rock(山下達郎 ファンクラブ限定CDの音源)
バンドサウンドで、クリスマス・スタンダードをカバー。

15.OH Pretty Woman(山下達郎 ファンクラブ限定CDの音源)
映画主題歌の超有名曲をカバー。

16.We Wish You A Merry Christmas(山下達郎 ファンクラブ限定CDの音源)
40秒ほどの短いものだが、有名なこの曲を1人アカペラにより、秀逸なハーモニーで再現している。

17.クリスマス・イブ(山下達郎 ‘83アルバム「Melodies」)
ギター・ダビングによるアルペジオ風のイントロ、そしてゴージャスな一人多重録音のコーラス、さらにはパッヘルベルのカノンを一人アカペラに仕立てた間奏。
雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう。。。 この非常にシンプルなフレーズに始まって、なぜこれほどまでにきらびやかに美しく、クリスマスの夜を表現できるのか。

18.Have Yourself A Merry Little Christmas(山下達郎 ‘93アルバム「Season’s Greetings」)
オーケストラによるクリスマス・スタンダード。あらためて言うまでもないが、達郎の歌のうまさが光る。まるで、クリスマス・ディナーショウで歌っているかのような雰囲気。

19.The Christmas Song(山下達郎 ファンクラブ限定CDの音源)
これも有名なクリスマス・スタンダード。ピアノ一本によるアレンジで、ひっそりと静寂なクリスマスを演出してくれる。
“クリスマス・イヴ”だけでなく、どんなクリスマスの曲にもマッチする。
 
以上
 



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