♪波音

 

 

 

 

2002年8月12日(月)快晴

今年もあの熱いグループが動き出す!

日頃のストレスを発散し、現実の苦難を克服する活力を得るべく、Half Time TUBE チームの発進である。

都会(まち)を出れば胸にしみいるOn The Beach、今年もTUBEと共に素敵な夏のHistory、真夏へカウントダウン、Let's Check in, Here We Go !!


 今年は、JR垂水駅集合に集合し、明石大橋をひとまたぎ、一路淡路島海岸でのBBQである。

 今回の参加メンバーは、Half Time専属カメラマン "Half Moon" N@O、ウルトラどぴーかん 浪花の盛夏男、みちのく秘暑地男 N川、Made In Summer EZであるが、なんと夏男がTUBEファンで構成されたサークル「Treasure Island」で知り合った姫路の女性とその友人が特別参加という、まれにみる新鮮な風を吹き込んでのイベントである。女性が参加するTUBEチームのイベントとしては、96年「Only Good Summer」以来、6年ぶりのことだ。

♪ セピア色ににじむ岬で ヴァージン唇の君 出会いたいね・・・

 EZは、一足早く午前9時前に垂水駅に到着。ふと、ポケットの携帯が鳴った。夏男からである。なんと大阪を抜けるのに予想以上の大渋滞で、やっと阪神高速西宮インターに入ったばかりであると。女性陣もそろそろ来るであろうに、どうすればいいのか。仕方なく、女性二人には垂水駅のロータリーに止まっている赤いパジェロまで来てもらうこととなった。しばらくすると、ラケットを持ったチャーミングな女性2人に対面する。

 1人は、夏男がハワイのTUBE結成15周年ライブで出会ったYさん、もう1人の女性はYさんの友達のAさん。どちらもEZの学年ひとつ下、つまり同世代である。Yさんの印象は、昔アイドルだった小林千絵似の快活な女の子。Aさんは、ハーフタイムのふっちょ似のエキゾチックな雰囲気の女の子。二人とも非常に気さくで、今回のBBQにはぴったりの女の子であった。垂水ジャンクション手前の「ジャパン」で、夏男一行と合流することなり、垂水駅より北上する。やや緊張気味のEZであったが、学生時代のノリがノッテけテケテケか、初対面にしては会話は結構はずんだ。「ジャパン」で小物の買い物。はよつけ、夏男。10時半過ぎ夏男一行と合流、で6人がご対面。

♪ 出逢ったばかりの僕達だけど 何より信じたい瞳と瞳のFeelin'

 独身諸君は、この出会いを大切に、今日は全力でがんばれ。既婚者はほどほどに。車に乗り込み、瀬戸内海を一望、明石大橋を渡る。

♪ 果てなく海へのびる架け橋 overseas highway

 フロリダのセブンマイルブリッジには見劣りするが、きらきら輝く水面からの反射光を受け、気分は最高潮。 海を渡り、島に到着。海岸線に行くと思いきや、先を行く夏男の車はぐんぐん坂道を登っていく。「日本のエーゲ海」こと、牛窓の展望台を思い出させる「花さじき」という海を一望できるスポットに行くためであった。海岸での暑いBBQだけでは、という夏男の女性に対する気遣いからである。

 TUBEのジャケ写もどきのピンナップをN@Oの一眼レフにおさめ、目的の海岸線へと向かう。2箇所ほど、途中で海岸に立ち寄ったが、ロケーションがいまいち。さらに南下し、松林のキャンプ場にTUBEチームの陣を張ることとなった。

♪ 青い渚を走り、恋の季節がやってくる・・・

 ここは、99年琵琶湖湖畔での「Blue Reef」BBQを思わせる、"ロケーション・雰囲気・ムードはバッチグー"、である。遅い昼食となったが、準備開始である。みちのくN川がどこからともなく、リヤカーをゲットし、夏男持参のBBQグッズや皆の荷物の運搬の煩わしさを軽減してくれた。EZは、もちろんアウトドアーのイベントではどこでも持ち歩くスピーカを取り出し、今年のTUBEのアルバム「Good day Sunshine」を迷うことなく、BGMとする。夏★全開!!

 すぐに、ビールで乾杯!「夏とビールとTUBEがあれば、あとは何も要らない!!」をキャッチフレーズに、長い間、夏に活動してきたTUBEチームとしては、これが至福の瞬間である。メニューとしては、いまいちgoodな牛肉ネタがなく、シーフード、厚揚げやギョーザまでを入れたBBQであったが、空腹感を満たすには十分過ぎるヴォリュームであった。松の木陰のスポットを手に入れたので、SUNSUNと輝く太陽からの熱視線を、直接浴びることはない。10年前、「ウルトラヴァイオレットNo.1」を自負していたEZは、最近の夏のうだるような暑さにはもう耐えられない。木陰で体力を消耗することなく、心地よく過ごすことで余生を送ろうと、完全に守りに入っている。会食(?)中の話題としては、それほどTUBEトークに偏ることなく、それぞれのネタで、学生時代の雰囲気を取り戻したようだ。

 EZ個人としては、独身女性と話をするのは、ほんとに久しぶり。何というか、活力・エネルギーをいただいているようで、10歳は若返ったようだ。夏の海岸線でのこのようなひととき、最高の贅沢ではないか。地球温暖化、エルニーニョ現象、地球の環境危機が叫ばれている昨今ではあるが、この暑い夏をなくして何が語れるであろうか。

 音楽に耳をすますと、「湘南My Love 2002」が流れていた。今回のアレンジは、アコギとストリングスを前面に押し出し、Bメロからドラムの打ち込みが合流する。渚のオールスターズ、栗林誠一郎のコーラスも健在だ。オリジナルのE.Guitarのソロがないのが残念だが、年月が経っても、このきらめきは永遠に朽ちることはない。打ち寄せる波間に砕け散った、ひと夏の恋をテーマにした、TUBEのスタンダートナンバーだ。

♪ 始まりと終わり ふたりの熱い涙 砂浜だけが知っている Wow Wow

 91年のアルバム「湘南」には、個人的に非常に強い思い入れがある。夏の風景を甘く、ロマンチックに描写した詩の世界。1曲1曲が短編小説のようで、小粋な詩の世界に知らず知らずに引き込まれてしまう。まるで、自分が歌の主人公になったような・・・。さすがは前田氏。この頃のTUBEは、秀逸なメロディと歌詞。本当に涙なくしては語れない・・・。

 楽しいBBQも終わり、再びリヤカーに荷物を乗せ、ほろ酔い気分で車へ戻る。車へ戻る途中、どこからともなく、「ガラスのメモリーズ」が聞こえてきた。我々と同じく、この真夏の海岸線でTUBEを心ゆくまで楽しんでいるのか。

 4時からのテニスに備え、3時45分頃海岸を立ち、オムニのテニスコートへ向かう。日没前の2時間、軽く汗を流す程度と思っていたが、やはりみんな、ラケットを握ると昔のサークル時代の情熱がフラッシュバックされたのか、プレイに熱が入る。女性陣の方は、Yさんはテニススクールに通い、素敵な男性を探しているらしい!? Aさんは、10年ぶりにラケットカバーを開封したらしく、グリップテープが年月とともに朽ちてきて手に張り付いていた!? 混ダブで心地よい汗を流し、最後に男4人でダブルスを組む。夕映えをバックに記念写真。

♪ 輝いた日々もいつか青春のピンナップに変わるから・・・

 ああ、この夏の瞬間の一分一秒が何と貴重なことか。時間よ、止まってくれい!

 同じ敷地内に温泉があるので、スカッと心身ともにリフレッシュ。女性陣には、50分ぐらいと言っていたが、やはりいろいろ忙しいのであろう。すっきりした表情で、湯あがり美人の登場である。夕方チャンス到来!とサンセットをバックに夕映えヴァージョンのジャケ写をもくろんでいた夏男であったが、既に日没とともに辺りも暗くなっていた。ああ、あとの祭り・・・。時刻は、午後8時前。

 女性陣の住む播州へとんぼ帰りしてカラオケ&夕食か、淡路島で夕食か、という意見があったが、せっかくの会話の機会損失を恐れ、ゆっくり淡路島で夕食することになった。もと来た海岸線を北上したが、適当な場所がない。活け魚料理をたらふく食べさせてくれる店を探していたが、気がつけば、淡路島の北端にまで来ていた。ハイウエイオアシス内のレストランを探すも、真っ暗でそれらしき建物が見当たらない。EZは夏男の車の後を追ったが、行動が怪しい。ロータリー内で意味不明に2回ぐるっと回ったかと思えば、暗闇内へ消えていった。僕たちはどこへ? おっと、前方でテールランプがUを切っている。なんだ、夏男、道に迷ったのか? 時間も刻々と過ぎていく。一分一秒が惜しいのに、こんなところで油を売っている場合ではない。Aさんの住む東加古川へ、高速に乗って戻ることとした。

 明石大橋がライトアップされ、みちのくN川が感激の涙を流している。そうだろう、そうだろう。こんなRomanticな光景は、津軽の岩木川では見ることはできないだろうに。N川曰く、横浜ベイブリッジよりもこちらの方がきらびやかであると。誰と行ったのか。

 Aさんとの会話も欠かさず、運転するN川、そして助手席のEZ。彼女は旅行会社にお勤めで、毎晩帰宅時間は遅いが、それからでもスポーツジムに通うという、アスレチックなレディである。またAさん、スキーがすっきーで(寒い!)相当、北海道とか青森とかを回っているらしい。スキーの話で盛り上がる。EZも山形島流し時代、蔵王へ行ったが、美人ぞろいの北の国。情緒豊かな"きたぐに"ネタで明石大橋を渡り、淡路島に別れを告げる。

 今夜は流星群が飛び交うとのこと。一寸の曇りもない、夏の夜空。もしも、流れ星が願い事を叶えてくれるというのなら、流れ星が夜空を横切る一瞬の刹那に、今日の6人が皆、唱えてしまうだろうな。 今日という夏のひとときを永遠に、"Stop The Season In The Sun"と。

 加古川東インターを降り、和食の店に6人は着いた。ほりごたつ風の座敷に座り、EZとN@Oは、この地域での地ビール「海岸ビール(だったっけ?)」でのどを潤す。斜め前の夏男がうらやましそうに、視線をこちらに送る。EZの車には、運転手N川がいるので、EZは心置きなくビールを目一杯味わえるという訳だ。はっ、はっ、はっ。

 ここで、女性陣に対し、TUBEのめりこみ度チェーック!! 元原稿はEZが作成し、それに夏男、NEC N村がアイテムを追加したという、おバカな34項目のチェックシートである。この日のために、夏男が持ってきていた。Aさんは、今回のBBQでのTUBEトークを楽しみに来てくれたというだけあって、非常にTUBEには関心があるとのこと。が、のめりこみ度チェックの回答に対しては、大きなハードルがあり、なんとか4ポイントをゲット。片や、YさんはハワイまでTUBEを追いかけただけあって、何と、25ポイントもゲット。渚のオールスターズも好き、今では巷で手に入れるのが難しいリミックスシングル"Beach Time"も聞いたことがあるとか。EZに対し、3ポイントまで接近していた。夏男も真っ青! それに、ハワイにはもう10回以上も行ったことがあるという、リゾート派なのであった。

 ちなみに、今年でTUBEは18年連続でアルバムをリリースし、あのユーミンの記録を抜いたらしい。祝!

 和食レストランを後にし、東加古川駅近辺に住むAさんを自宅まで送る。最後の最後まで、Smileを絶やさず、楽しそうにしてくれた彼女であった。想い出をありがとう。さて、あとは姫路に住むYさんを送るだけであるが、彼女、カラオケまでついてくるという、型破りなお嬢さんであった。8番目のTUBEチームメンバーとして温かく迎えよう!

 姫路バイパスを降り、カラオケBOXへ直行。とりあえず1時間予約するが、延長は必至。恒例のビデオ撮影を開始したが、初め部屋は暗かったので、夏男が歌う「風に揺れるTomorrow」は、"福山エンヂニアリング" のようなモノクロのプロモが完成。いつも通り、夏男はマイクを斜め前30°に傾け、完璧にはいっている・・・。こっわー。Yさんが女性風「Purity」、今井美樹の聞かせるバラード「Goodbye Yesterday」をカメラ目線をキープしつつ、爽やかな笑顔で歌ってくれた。横にいた夏男、斜め前のN@O、みちのく一人旅N川、EZも、紅一点の歌声に聞き惚れていた。

 この度、青森からみちのくN川を迎えてのBBQ。ぜひ演歌を歌っていただきましょう。「ぼたん雪、粉雪、ちらちら雪。こんな津軽で何を探せというのでしょう、ここは津軽、あのひとはどこへ、背中にゃ男錦を飾る花吹雪、今夜は魅せます、聞かせてくれます、ハーフタイム東北支部長 津軽・みちのくの申し子 N川!」

♪ 一人酒 手酌酒 演歌を聴きながら

  ホロリ酒 そんな夜も たまにゃ なあいいさ

  (吉幾三 「酒よ」)

 続いて、山形の冬景色を胸に、細川たかし「北の五番町」を歌う。狂熱の2時間の最後は、TUBEメドレー。ラストシーンでエメラルドグリーンの海と白い砂浜が、空しくズームアップされていた・・・。

 本日のイベントは、これにてお開き。

 姫路の山手の方にある自宅近傍へ、Yさんを送っていった。彼女の相変わらずの笑顔に、皆、車の窓越しに手を振る。「また、きっと・どこかで・・・。」青春白書とも言える、"Good day Sunshine" BBQであったが、すぐに夢から覚めなければならない。皆、まさに "真夏の雪" 状態であった。あっという間に、我々の2002年の夏は過ぎ去ってしまった。近年まれにみる、"ベストセラーサマー" 2002年の夏の余韻を演出するかのように、車のステレオから桑田節が聞こえてくる。

♪ ロマンティックが終わるとき 独りぼっちの夜が来る

  Heart Break の海が涙で滲む なのにもう・・・

  粋な文句で火をつけて 熱いキッスで燃え上がる

  帰らぬ夏の想い出に 現在(いま)を生きる

 夏の男女の出会い・別れを歌にするならば、この人の右に出るのは前田亘輝氏ぐらいか? これから年齢を重ねても、サザン・TUBE系の音楽からは離れられないな、と思いつつ、EZはいつも通り、夏の終わりに1人感傷にふけるのであった。来年また、"めぐりくるSeason"を待ち焦がれながら・・・。

 夏男が今回企画してくれた、BBQ。たったの一日であったが、皆がそれぞれ、想い出を胸に刻み込むイベントになったであろう。Special Thanks ! 盛夏男。

そして、2002年の夏よ、ありがとう。

終わらない夏に・・・。

                 

<2002年夏 EZ>